JEWELRY GLOSSARY

鑑定書内の名称

~Name In The Certificate~

4C

世界的な鑑定機関であるGIAが考案したダイヤモンドの品質基準が、4Cです。
Carat(キャラット)・Color (カラー)・Clarity(クラリティ)・Cut(カット)の4つのグレードにて、ダイヤモンドの等級を分けております。

京都 萬時の公式サイトにて、詳しく説明しております。

キャラット

ダイヤモンドの品質基準の4Cの一つ、Caratです。ダイヤモンドの重量で、1ctは、0.2gです。

日本 で一般的に購入されるキャラット数は、0.3ct=0.06gとなります。大きさでなく、重量の単位です。

カラー

ダイヤモンドの品質基準の4Cの一つ、Colorです。採掘される殆どのダイヤモンドは、黄色味を帯びてます。

婚約指輪には、純粋・純白のイメージより、黄色味の無い、無色透明のダイヤモンドが選ばれます。最高のグレードは、Dカラーです。Zカラーまで存在します。少しづつ黄色味を帯びていきます。

クラリティ

ダイヤモンドは、超高温・超高圧の状況下で、炭素が結晶化したモノです。結晶化する際、炭素以 外のモノを取り込んだり、また、亀裂が入ります。

炭素以外の内包物が取り込まれていない、傷の少ないダイヤモンドは、グレードが高く評価されます。10倍の顕微鏡にて、内包物等を確認し、鑑定します。

カット

4Cの中で唯一、人の手によりグレード付けされます。

光の屈折率と、ダイヤモンドの屈折率を計算したカットが、ラウンドブリリアントカットです。57面体、もしくは、58面体にてカットされます。

ダイヤモンドの原石の大きさや、傷の位置により、輝きを重視するか、キャラット数を重視するかは、熟練のカッターに判断に左右されます。

鑑定書

天然のダイヤモンドである事は勿論、上記の4C:Carat・Color・Clarity・Cutを証明したモノが鑑定書です。

0.3ct前後の婚約指輪のダイヤモンドには、必ず鑑定書が 付きます。

因みに小さなダイヤモンドが留められたプチエンゲージには、本物のダイヤモンドか否かの判断である鑑別書が付きます。

蛍光性

蛍光性は、ダイヤモンドの性質です。

紫外線が当たると、そのエネルギ ーを跳ね返す力が働きます。その跳ね返す力が、蛍光性です。

蛍光性の性質を持つダイヤモンドの殆どが ブルーです。他にもピンク・グリーン・イエローの蛍光性を持つダイヤモンドも存在します。

強い蛍光性の性質を持つダイヤモンドは、全体の数パーセントです。婚約指輪:螢に留めるダイヤモンドは、蒼く強い蛍光 性を持つモノのみを、留めております。

ブリリアンシー

ダイヤモンドが放つ白い光を、ブリリアンシーと呼称します。

ダイヤモンドの上部の面であるカイトファセット(凧 の形状の面)に光が入ると、光はダイヤモンド内部で二回屈折し、テーブル面に出ます。この白い光こそが、ブリリアンシーとなります。

シンチレーション

シンチレーションは、表面反射の光です。

ダイヤモンド上部の面に光が当たると、ミラーボールの様に反射します。この光をシンチレーションと呼びます。

ディスパージョン

ダイヤモンドが放つ虹色の光を、ディスパージョンと呼びます。ファイヤーとも謂われます。

ダイヤモンドの上 部の平たいテーブル面に光が入ると、光はダイヤモンド内部で二回屈折し、スターファセットと呼ばれる面より、光が出ます。この光こそが、ディスパージョン(ファイヤー)です。

上記の3つの光:ブリリアンシー(白い光)・シンチレーション(表面反射)・ディスパージョン(虹色の光)のバランスが最も良いカットが、ラウンドブリリアントカットとなります。

ファセット

ファセットとは、ダイヤモンドがカットされた面を指します。

ラウンドブリリアントカットされるダイヤモンドのファセットは、57面体、もしくは、58面体となります。

クラウン

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ダイヤモンドを側面より見た際の上部を総称としてクラウンと呼称します。

クラウンには、後述するテーブルファセット・カイトファセット・スターファセット・アッパーガードルファセットがあります。

テーブルファセット

クラウン側のファセットであるテーブルファセットです。

ダイヤモンドを上部より見た際、一番大きい中央の面 をテーブルファセットと呼称します。前述した白い光のブリリアンシーが放たれるファセットです。

カイトファセット

クラウン側のファセットであるカイトファセットです。凧の形状のファセットとなる為、カイトファセットと呼称されます。

カイトファセットより入った光は、テーブルファセットより放たれ、ブリリアンシーとなります。

スターファセット

クラウン側のファセットであるスターファセットです。三角の形状のファセットです。

テーブルファセットより光が入ると、光はダイヤモンドの内部で二回屈折し、スターファセットより放たれます。放たれる光は、前述 しました虹色の光:ディスパージョンとなります。

ガードル

ファセットの一つ、ガードルです。

ガードルは、ダイヤモンドを横より見た際、左右の出っ張り部分を面状 カットする事で、ダイヤモンドが欠けない様に配慮しております。ガードしているのです。

輝きには影響が無いファセットとなっております。

パビリオンファセット

ダイヤモンドを側面より見た際、下部を総称してパビリオンファセットと呼称します。

パビリオンファセットの角度の評価が低いと、光は底に突き抜け、輝きません。ダイヤモンドの輝きに重要な役割のあるファセットです。

キューレット

パビリオンファセットの1つキューレットです。

キューレットがカットされている場合、58面体となり、カットされていない場合は、57面体となります。

輝きに影響はありません。前述しましたガードルと同様に、ダイヤモンドが欠けない様に配慮したファセットと考えてください。

シンメトリー

シンメトリーは、対称性の意味です。

当然の事ながら、ダイヤモンドが、対照的にカットされている場合、 カット評価が高くなり、輝きにも影響します。鑑定書にも記載され、EXELLENTが最上級です。

ポリッシュ

ポリッシュは、研磨の意です。

ダイヤモンドの表面のファセットが、キレイに磨かれているかを判断します。 鑑定書にも記載され、EXELLENTが最上級です。

インパーフェクション

インパーフェクションとは、ダイヤモンドの内部、もしくは表面にある傷の総称です。

傷とは、前述しましたクラリティの用語の際の、傷や亀裂等を指します。内部・外部を総称してインパーフェクション、内部の傷の場合は、インクルージョンとなります。

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